衝撃一品とは？

大分県・佐伯市は、九州でいちばん広い自治体です。
広大な土地を活かした農林水産業も盛んで、その食材を
ふんだんに使用した食文化が育まれてきました。

食文化は、そのまちを表現するにふさわしい、ひとつの顔。
ご当地名産として採れる食材も場所によって様々ですが、
魚一つ、肉一つとっても、まちごとに食べ方が違っていたり、
お隣や遠方渡来の影響がみられたりすることも。
食文化のあり方には、まちの個性が現れます。

しかし今や地方の過疎化、少子高齢化の影響によって
その食文化が衰退の一途をたどっています。
帰省したとき、訪れたとき、食べたかったのに、もう、ない。
ひとつのお店がなくなるときには、いつも故郷を失う感覚や
このままで良いのだろうかと、忸怩たる思いに駆られます。
近年、感染症の影響も相まって、市内の飲食店では
より一層の危機感がささやかれる事態にもなりました。

どんな時でもお店の商品がアピールできる媒体があれば、
さらに販売をも一手に引き受けるwebサイトがあれば、
この佐伯の食文化を守る手助けが出来るのではないか。
そしてこれから佐伯の味を背負っていく料理人を
応援できるのではないか。その可能性を探るために、
この期間限定ECサイト「衝撃一品」を立ち上げました。

食材は風土を語り、技術は歴史を語る。
調べてみれば、まちの脈打つ伝統や気風にたどりつく。
それがまさに「衝撃一品」の守りたい、大分県佐伯市の財産です。

本来はお店に訪れることでしか召し上がっていただけない、「お店
自信の一品」を冷凍加工し、オンラインショップにて販売することで
お店の収益・宣伝に繋げる。それが佐伯の食文化を守り、宣伝にも
寄与する。そしていつか実際の商品を食べるため佐伯市に足を運んで
頂けるのではないか。「衝撃一品」のコンセプト、まためざすものは、
そういった新たな切り口での町おこしのすがたです。